
皆さまこんにちは。
九州で古くから受け継がれてきた伝統工法に携わる一人親方として、日々現場に立ちながら感じていることをお伝えします。
近年、建築業界では職人の高齢化と後継者不足が深刻な問題となっています。特に九州には、地域の気候や風土に適応した優れた伝統工法が数多く存在しますが、それらが十分に継承されないまま失われつつあるのが現状です。
本記事では、九州の伝統工法が持つ魅力や技術継承の重要性、さらに古民家リフォームを検討されている方に向けた実践的なポイントをご紹介します。
九州の伝統工法の特徴は、「自然と共に生きる知恵」にあります。高温多湿で台風の多い地域特性を踏まえ、深い軒や通風を意識した間取り、土壁や木材を活かした構造が発展してきました。
これらは単なる昔のやり方ではなく、現代の住宅にも通じる合理的な工法です。
しかし、こうした技術は図面やマニュアルだけでは身につきません。継手や仕口、土壁の塗り方ひとつを取っても、木の癖や湿度、季節による違いを身体で覚える必要があります。
そのため、伝統工法を一通り身につけるには長い年月がかかります。短期間で結果を求める風潮の中で、この「時間をかけて学ぶ文化」が失われつつあることに、現場の職人として強い危機感を覚えます。
一方で、古民家リフォームへの関心は年々高まっています。ここで重要なのは、見た目だけを新しくするのではなく、伝統工法の本質を理解したうえで手を加えることです。
九州の古民家では、木材の使い分けや通風設計が建物の寿命を大きく左右します。現代の耐震・断熱技術と、伝統工法を上手に組み合わせることで、快適さと風情を両立した住まいが実現できます。
また、伝統工法を守る職人の役割は、技術を残すだけではありません。材料を見極め、現場の安全を守り、施主の想いを形にすることも大切な仕事です。
道具の手入れや素材への感謝を忘れず、一つひとつの仕事に向き合う姿勢こそが、技術以上に次世代へ伝えるべきものだと感じています。
伝統工法は、過去の遺産ではなく、これからの住まいづくりに活かせる「生きた技術」です。九州の風土に根ざした知恵を未来へつなぐためにも、職人と施主が共に価値を理解し、時間をかけて住まいを育てていくことが重要です。
私たち職人は、過去と未来をつなぐ架け橋として、これからも技を磨き続けていきます。
投稿:九州労災一人親方部会
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名称
九州労災一人親方部会
理事長
中村 和美
許可
厚生労働大臣熊本労働局承認
加入員資格
熊本県・宮崎県・大分県・福岡県・佐賀県・長崎県・鹿児島県にお住まいの建設工事に従事する一人親方とその家族従事者
所在地
《本部》
〒860-0806 熊本県熊本市中央区花畑町1-14
A&M HANABATA301号
《岩槻事務センター》
〒339-0057 埼玉県さいたま市岩槻区本町6-1-32
電話番号
(電話受付は平日9:00から18:00、土日祝や時間外もなるべく対応いたします)
FAX
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